子供の名前の決め方

2022年7月5日

自分の大切な子供が一生背負っていくことになる名前、
いざ自分が親となり名前を決める立場になってみるとどうやって決めたらいいのか
どんな名前がいいのか、とても悩みますよね。
その気持ち、とてもわかります。私もたくさん考え非常に悩みました…
この記事では私がどのようにして子供の名前を決めたのかを書いていきます。

どうやって決めたのか

結論から言いますと、夫婦で下記の書籍+書籍に付属されていたWeb鑑定を用いながら
名前の決め方を勉強し、web鑑定(名前検索+姓名判断)で候補を押さえつつ
最終的には2択までしぼり、非常に悩んだ末に名前を決めました。
名前はその人を表す一生ものですから当たり前ですが簡単には決められず
非常に長い間、熟考に熟考を重ねていました。

名前を考える/決めることなどもちろん初めてですから、何もわからない状態だったので
まずは名前とはどのようにして決めるのか考えと良いのかを知ることからはじめて、
夫婦で調べながらじっくり検討していましたね。
おそらく漠然と頭の中だけで考えたり、google検索で無料で簡単に調べられる姓名判断だけでは
決めきれなかったと思います。

参考書籍

・たまひよ赤ちゃんのしあわせ名前事典 web鑑定つき(Benesse)

こちらの書籍は非常に使いやすく、web上で名前を検索し候補としてお気に入りにしておくことができるので
とりあえず気に入った名前があれば候補として押さえておき、
じっくりゆっくり検討することができます。

会社の仲間である先輩パパからこの本と、特にweb鑑定が活用できるとオススメされました。
実際に私も購入し内容を拝見しましたが、まず名前の決め方の基本的な考え方が記載されており
どう決めるべきなのか、どういうことに注意すべきなのかがわかりやすく書かれています。
また、web鑑定についてはいわゆる姓名判断をweb上で行うことができるものとなっていて
様々な切り口で名前の候補を検索しやすいwebページとなっています。
姓名判断では、
読み指定検索や漢字指定検索、イメージ指定検索(健康/元気、美しい/きれいなど)といった検索方法があり、

  • 発音は候補があるけどどんな漢字があるんだろう?
  • 使いたい漢字は決まってるけど他にどんな漢字があるだろう?
  • なんとなくなイメージはあるけどどんな名前があるんだろう?

といった状態から相性の良い名前を簡単に調べて検索することができます。
検索した結果、気に入った名前が見つかった場合は候補として押さえておくができ、
後で候補一覧から候補同士を比較することができます。

また、この書籍には漢字の意味が記載されていたり(漢字辞書のようなイメージ)
名前候補を「音」「画数」「漢字」「イメージ」といった種類順に
たくさんの名前候補がずらっと並んでいるので見やすいです。

書籍とweb鑑定(姓名判断)を参考にすると良い

いつまでに決めなければならないのか

赤ちゃんが生まれた日から数えて14日以内までに出生届を役所に提出する必要があります。
そう考えると、「妊娠して出産までの間に決めればいいので数ヶ月あるし余裕じゃん」と
考えてしまいがちですが冒頭に書いた通り、非常に悩みます。実体験なので本当です。

あらかじめある程度の方向性が決まっている場合、
例えば親の名前から一字ずつもらう、代々受け継いできた漢字があるので他の漢字と合わせる。
といった場合は私のように長期間も検討する必要はないかもしれませんが
それでも意外と決め切るのに時間がかかりますし
候補がたくさんあると最後の1つに決め切るまでがとても時間かかりますので
なるべく早い段階から検討することをおすすめします。

なるべく早い段階から検討をはじめること

名前を決めるまでの流れ

先述した通りですが名前の考えはじめから決め切るまでの流れは下記でした

  1. 漠然と、子供につけたい名前をイメージする
    この時はもちろん性別不明なので男女ともに考えます(妊娠前)
  2. 本を購入し、名前を決めるにあたって名前の基礎や注意点を学ぶ(妊娠発覚〜妊娠中)
  3. web鑑定を用いてどんな名前候補があるのか軽く調べて、気になる名前があれば
    すぐお気に入り登録し候補一覧へ
  4. 夫婦で候補一覧を一緒に見ながら、あれは良いこれはやめておこうなど感覚をすりあわせて
    候補一覧に登録された名前も少しずつ選別していく
  5. 同時につけたくない名前も夫婦で認識合わせておく
    つけたくない名前とは、身近にいる友達や親族などと同じ名前にならないように避けることを指します
  6. 声に出して読んでみる
    苗字と名前を流れで読んでみる
    この時に、実際に名前を呼んでいるように発音するのもイメージしやすくなります
    ちゃん付けしたり、くん付けしたり、あだ名をつけて呼んでみたりする
  7. 候補の名前を実際に紙に書いてみる
    苗字も一緒に書くとよりイメージしやすくなります
    描きやすいかどうか、しっくりくるかどうか
  8. 候補一覧をさらにしぼらないといけないので
    少しでも悪い意味で気になる名前があれば外す
  9. 最後は2~3択までしぼり、夫婦で日数かけて最終的な名前を決め切る
    これが難しい…でも決めないといけないので決める

見るだけではなく実際に呼びかけるように
「〜〜ちゃん」「〜〜くん」と声に出してたりすると
文字を見ている時には感じなかった違和感や逆にしっくりきたりすることがありました。
この手法もおすすめです。
私たちの場合は苗字が少しめずらしいのと名前に何を持ってきても語感が悪いので
なかなかしっくりくる名前が見つからなかったので
夫婦揃ってよく候補の名前を連呼して、しっくりくるかどうか何度も確かめ合っていました。

候補の名前は声に出して呼んでみたり紙に書き起こすとイメージしやすい

子供の性別が判明するまで

子供の性別がわかるまではひとまず男女別に候補を考えていました。
でも、なんとなく私の場合は女の子が生まれるような予感があったので
自然と女の子の名前ばかり考えていました。

性別は生まれるまで知りたくない、という方もいるかとおもいますので
その場合には男の子だった場合の名前、
女の子だった場合の名前を決めておくと良いかと思います。
私の場合はあらかじめわかっていた方が名前を考える時に楽だと思っていたので
判明できていれば(もちろん生まれるまでは100%言い切れませんが)
その性別で考えるようにしていましたね。

また、性別を意識する上で1つ考慮すべきこととしては
もし子供がLGBTQであった場合を事前に想定しておくかどうか、です。
最近では男女どちらともとれるような名前も人気なようです。
私も意識して考えているタイミングがありましたが
そこまで考慮すると選択肢がかなり狭まることと
私たち夫婦が自分の子供につけたい名前から外れてしまっていたので
考慮しないことにしました。
もしLGBTQであったとしても、名前はその時に変えることができますし
私たちにとっては本人が幸せな人生を送ってほしいことを願うだけなので
特別考慮はせず、つけたい名前をつけるに至りました。

男女別に検討しておくと後で予想外の場合でも対応できる
もしくは男女どちらともとれる名前を候補にしておく

悩んだこと

悩んだことはたくさんありましたが、最終的に何を大事にしたいかを決め切ることでした。
web鑑定では姓名判断ができるのでその結果が全て◎であり、発音も申し分ないし
若干漢字が夫婦の好みではないといいますか、少し気になる部分や
漢字の意味をきれいに並べられないことがあったり。
もう一方の候補名では姓名判断ではそこそこ良い結果ではあるが一部あまり良くない結果も
含まれてはいるものの、発音も良く漢字も好みで意味もきれいに並べやすいもの。

といった候補の名前にそれぞれ一長一短があったので最後の1つに決め切るまでが
本当に非常に大変でした。
考えすぎて頭が疲れてわからなくなってきたりするので
そういう時は一時的に名前を考えることから離れてみて、
一度まっさらな状態にしてみるということも行っていました。
そしてもう一度考えてみる、これを繰り返していました。
結局、最後は期日までに決めきらないといけないですし
どちらを選んだにせよ、
これだけ長く悩んだ末に決めた名前ですから
愛着を持って呼べるようになると思います。

たくさん悩むべし
悩みに悩んだ名前であれば愛着を持って呼べるようになる

最終的に決めたきっかけ

最後の2択からどう決めたかは、私が比較的最初の段階で候補にあげた名前が
どうしても最後まで候補外にすることができず、最後は妻から
「それだけこだわりがあるならその名前にしようよ」と言われたことが決め手でした。
その名前は姓名判断では100点満点の鑑定では無く、
心配してしまう部分も少しある鑑定結果ではありましたが結局最後は
自分達が子供にどんな意味を込めて名前をつけてあげたいか、だと思います。

結局名前を決めたのは子供が生まれて退院した後だったので
割と期日ギリギリでした。
コロナ禍での出産だったので生まれてからも原則面会できませんでしたので
退院後に娘を抱っこして家に着き、夫婦でまた改めて名前どうしようか会議の末、
さきほどの話となり名前が決まりました。

ちなみに命名発表を妻の実家で行ったところ、
他の候補名を伝えたところ、「他の名前はしっくりこない、今の名前がいいね」
という反応でしたのでそこも一安心でした。

事前に親族に相談する、という方法もあるかと思いますが
私たちの場合は相談してしまうと自分達の考えだけでなく周りの考えに寄ってしまう可能性が
あったので、私たち夫婦だけで考えるようにしていました。

最も大事なことは自分達が子供にどんな意味を込めて名前をつけてあげたいか

まとめ

子供の名前を考えるにあたり、大事なことをまとめてみました

  1. 書籍とweb鑑定(姓名判断)を参考にすると良い
  2. なるべく早い段階から検討をはじめること
  3. 候補の名前は声に出して呼んでみたり紙に書き起こすとイメージしやすい
  4. 男女別に検討しておくと後で予想外の場合でも対応できる
    もしくは男女どちらともとれる名前を候補にしておく
  5. たくさん悩むべし
    悩みに悩んだ名前であれば愛着を持って呼べるようになる
  6. 最も大事なことは自分達が子供にどんな意味を込めて名前をつけてあげたいか

最終的には夫婦が納得した名前をつけることが大切です。
そして、愛着を持ってたくさんその名前で子供を呼んであげることも大切です。
一生大事にする名前、個人を表す上で一番最初に来るのが名前ですから
いっぱい悩んで悩んで、大事な我が子の名前を考えて決めてあげましょう。

当記事が何か一つでもお役に立てることを信じて。